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「世界一シビアな「社長力」養成講座」

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白井敬二


(件名:世界一シビアな「社長力」養成講座 要約希望 、本文:氏名)
 






世界一シビアな「社長力」養成講座


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「世界一シビアな社長力養成講座」
 
 
 

 
以下は、私のまとめ記事の書き出し部分です
 
 

世界一シビアな「社長力」養成講座 【はじめに】  

世界一シビアな「社長力」養成講座、を取り上げます。私はこの本がダンの著書の中で1番か2番かというほど好きです。なぜなら、まさに歯に衣着せぬ鋭い指摘が満載だからです。

まず、「はじめに」を取り上げます。  

ダンの最初の台詞は「ほかとはちょっと違う、歯に衣着せぬ話」です。セールスレターのヘッドラインそのものですね。注意を惹も、「なぜ満足できるほど優秀な従業員がいないのか?」です。これは、部下を抱えたことのある人なら、社長でなくてもだれでも、とても共感できることばです。と、言うか社長や上司の日々のストレスの8割はこれに由来するものでしょう。  

期待を込めて、本文を読んでみますと、今(2008年当時)ダンには従業員がたった一人しかいないことを告白します。しかも、それで満足しているとも。そして、自分は理論家ではなく、「今も現場で傷だらけになって働く老兵だ」と断言しています。歌舞伎なら、声がかかるところです。  

ダンはかつて48人を雇っていたけれど、どんどんクビを切り、最後に一人になったと打ち明けます。MBAを持った従業員も最低賃金の従業員もすべて切り捨てたのです。なぜか?とあなたは思うでしょう。しかし、その問いにはすぐには答えません。  

彼がまず紹介するのは、自分のビジネスです。クライアントに1500もの店舗を持つ人や大きなセールスマン集団を抱える人がいるけれど、多くは従業員が10人から100人程度の中小企業の経営者であることも明言します。そして、こう言います。

「彼ら全員に共通しているのは、従業員についての不満、ぼやき、失望、欲求不満、苦労、そして怒りだ。これらの多くは、従業員と雇用主の真の関係について彼らが根拠のない期待や誤解を抱くことに原因がある。また、『従業員を抱えるビジネスオーナー』に求められる3つの必要条件 

 『リーダーシップ』『マネジメント』『管理・監督』 

のうち1つかそれ以上を、そのビジネスオーナーが欠いていることが原因である場合もある。また、従業員を抱えている以上、避けることのできないものもある」。  

上のように述べてから、次の見出しがあります。「あなたの会社に従業員は必要ない!?」です。これも、「物議をかもす」言葉です。次の文の冒頭、ダンはあっさり彼の理念を述べています。47人を切った理由です。

「私がクライアントに強調するのは、『従業員は少なければ少ないほどいい。ゼロで済むならそれがベストだ』ということだ。従業員がいなければそのほうが私ははるかにハッピーだし、あなたもおそらくそうだろうと思う。  

多くのビジネスは必要以上に従業員を抱えている。もし従業員が必要だというなら、それには義務が伴う。あなたは絶えず次のようなことをしなければならない。あなたの知らないところで彼らが会社のものを盗むのを防ぐこと、あなたのプランに沿って彼らに仕事をさせること、そういう仕事をしている従業員に報いること、またそうしていない従業員をカットすることだ。これはそういったことをめぐる本である」。  

ダンはいわゆる「日本的経営」という「情」に重きを置く経営手法とは無縁です。まさに、「人を見たら泥棒と思え」というタイプです。でも、生き馬の目を抜くような厳しいビジネスの世界では、それは当たり前のことでしょう。その正しさは日本の企業で、顧客名簿を持ち出される事件が頻繁に起きていることを考えれば頷けることでしょう。「それはコンピューターが導入されたから仕方ない」などと、とぼけたことを言っていては、あなたは経営者失格です。顧客名簿は企業の命です。セキュリティに万全を期すのは当然のことです。  


最後にダンはこの本が6冊目の著書であり、1番の出来かもしれないと語っています。また、多くの読者が彼の「屁理屈無用(NOB.S.)シリーズを支持してくれる理由が、「真実を無遠慮かつ率直に語り、語る内容にぶれがない」からだろうとも言っています。  


恐らく過去の経験から学んだと思うのですが、ダンは「重要な注意書き」を述べています。それらを順番に要約して書き出します。

1、 書いてある内容に挑発的かつユーモラスな誇張がある。

2、 人をさす時にもっぱら「彼」という表現を使っているが、性差別ではない。

3、 書いてある内容について100%の正確さを保証しない。

4、 この本の内容に沿ってあなたが下した判断の責任はあなた自身にある



【第1章】 大げさでまわりくどい言葉  

小見出しは「意味の分からない文言を平気で使う大学教授たち」とあります。どういう意味かはダンが受け取った、ある大学教授の2日間4,950ドルのセミナー案内「新入社員に対するマネジメント:リーダーシップと戦略」をとって具体的に述べています。  

そのパンフレットの一節です。

「あなた自身の視野を拡大し、従業員の成長を促すことの価値と必要を学んで、それに基づいた行動をするための方法への理解を深めましょう。  

人口統計学的変動に伴い、リーダーには新たな覚悟が求められています。それは『ニュー・ワークフォース』を見出し、育て、維持するという覚悟です」。  


ダンはパンフレットを見た感想を以下の5点にまとめています。

1) 「視野を拡大する」するのに、このセミナーに学びに行く実際的価値が見つからない。

2) 単に事実を述べているに過ぎない。

3) 問題の解決策を具体的に示していない

4) 雇用可能人口の変動など少なくとも産業革命以後絶えず存在している問題だ。

5) 「ニュー・ワークフォース」とは何だ。アジア人、ヒスパニック、落ち着きのない若者たちを指すというなら、そんなものを見出し、育て、維持する覚悟などだれも持ちたくない。


と、評してから、こう結論づけています。  

「あなたが見つけ出して、育て、維持したいのは、あなたのビジネスのために最大限の利益を生み出すことのできる社員たちだろう。この大学教授は従業員を雇うことの目的について勘違いしている。しかも企業を経営することの目的についてさえ勘違いしている。少なくともあなたの考え方とずれているのは確かだろう」。

(続く)

 
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