カウンター カウンター
カウンター カウンター

ダン・ケネディーのすべてをあなたに  サイトトップへ

 

ダン・ケネディーのブログ記事

ダン・ケネディーに学ぶ 916 「ダンのマル秘マーケティング 19」 2015.6.23


 
 
 
 さて、今日は「ダンのマル秘マーケティング 19」「時間管理」です。あなたの仕事は何ですか?と聞かれて即答できないこのブログ読者はいないと思いますが、答えは最後まで取っておきましょう。ダンは時々皮肉とも詩的とも取れる表現をつかってアドバイスします。こんなふうに、です。
 
 「『ワニの群れに囲まれているときは、当初の目的が沼地の排水をすることであったことを思い出すのは難しい』
 
 あなたにも記憶があるだろうが、社内の問題ばかりに目がいってしまい、他のことは何もできなくなるというのはよくあることだ。
 
 そんな時に私が、どこでも通用するセールスレターや、かつてないほど素晴らしいマーケティング・キャンペーンを提案しても、あなたは決してよい結果を出すことができないだろう。
 
 あなたは毎朝、見たくもないと思っているオフィスに出社し、最初から疲れた顔で、面倒だと思いつつ作業を始め、聞きたくもない苦情電話を聞き、部下のネガティブな報告を無表情に聞く。何の意義も前進感覚もないままに一日が 終わる。
 
 あなたの『ゾンビ・オーラ』はすべての従業員、顧客、会社のいたるところに波及する。あたかも腐った肉のこげた臭いのするレストランに、大勢の客を引き寄せようとするのと同じである」。
 
 
 処方箋が必要ですね?ダンの答えは、こうです。
 
 「沼地にどれだけ多くのワニがいて、どれだけお腹を空かせていても、それらに囚われることなく、ただ未来を見据え、あなた自身がワクワクできる目標につながる、前向きで生産的な計画と戦略に焦点を当て、それを実行することだ。
 
 簡単に言えば、これが将来の願望を維持する方法である。なお良いのは、何でもいいから毎日1つのことをやり遂げ、目標に向かって一歩ずつ進んでいることを実感することだ。
 
 7時間58分を沼地(仕事場)で過ごすことになると分かっていても、そうするしかないならそうすべきだ。しかし、少なくとも2分間は、物事を向上させる何かに費やすことができるのだ」。
 
 
 少々分かりにくい表現かも知れませんが、要するに僅かな時間でも良いから、頭を切り替えて生産的かつ前進的な充足感を覚えることだと言うことです。
 
 つまり、一日にいくらかは必ずマーケティングに時間をかけられるように、自分の心をコントロールすることを身につけることの大切さを説いています。
 
 ダン自身はサイコサイバネティクスの技法を使って、山積みの問題をいったん段ボール箱に入れて脇においておくと言っています。実際、マインドの切り替え技術ですが、これを日常的にできる人はほとんどいないでしょう。人は心理的にとらわれ、引きずられます。思い詰めると他を見ることさえ出来なくなります。時にはそれによって自殺する人さえいます。
 
 
 あなたは自身を変えることができます。そのためにやるべきことがありますが。
 
 
 これ以上このことを書き始めると止まらなくなりますので、この件についてはまたの機会に譲ります。ひとつだけ言うならあなたの行動を変えるのに適用できる「原則」があるのです。
 
 
 
 今日の記事があなたの行動をポジティブにすると信じます。
 
 次回は「ダンのマル秘マーケティング 20」「できるだけ楽に成功する方法」です。ベタですが、ダンの言うことはひと味違います。